2003-11-14 【14】 全体的哲学としての完全な現象学 ここにおいて伝統的な哲学──普遍的な学としての哲学──が復興される。この哲学は、次の二つの領域に分かれる。 第一哲学 形相的現象学(普遍的存在論) 第二哲学 経験的現象学(事実の全体を総合的に包括する超越論的な間主観性に関する学) 第二哲学は第一哲学によって基礎付けられる。*1全ての学問は、普遍的な学である真の哲学を充実させる目的で存在する。*2