2003-12-06から1日間の記事一覧

経験主義のふたつのドグマ

【経験主義のふたつのドグマ】経験主義とは、カルナップを代表とする論理実証主義者たちの考えを指す。 分析的真理、すなわち、事実問題とは独立に意味に基づく真理と、綜合的真理、すなわち、事実に基づく真理との間に、ある根本的な分裂があるという信念。…

カルナップ『言語の論理的構文論』

【カルナップのテーゼ】「準−構文的な述語が、形而上学の温床となる」「われわれが哲学に帰属させているものを構文論の中で扱う」【述語の種類】(『クワイン』p36)1. 記号−述語*1 :構文論的な述語*2 :構文論でない記号−述語*32. 記号−述語でない述語 :…

  【  クワイン『経験主義のふたつのドグマ』   】  

『経験主義のふたつのドグマ』(『論理的観点から』所載、飯田隆訳、1950)『現代思想の冒険者達 クワイン』(丹治信治、講談社、1997)(ページ数は、断りがない場合は『論理的観点から』より)